kainuma

個人的メモ

個人的に拡張したこと等について,やり方やエラー発生時のメモを備忘録として記載.

beamer

Ubuntu16.04→Ubuntu18.04になったらできなくなったシリーズ(texlive編).

Ubuntu16.04の時点では普通にコンパイルできていたスライドがUbuntu18.04からできなくなった.

何やら.styが足りないらしいので,

% sudo apt -y install texlive-full

でtex関連を入れ直したらコンパイルできるようになった.

evince

(evince:12035): Gtk-WARNING **: 17:09:44.149: Attempting to read the recently used resources file at '/home/kono/kainuma/.local/share/recently-used.xbel', but the parser failed: Failed to open file “/home/kono/kainuma/.local/share/recently-used.xbel”: 許可がありません.
(evince:12035): GVFS-WARNING **: 17:09:44.237: can't init metadata tree /home/kono/kainuma/.local/share/gvfs-metadata/home: open: 許可がありません

普通にTexをコンパイルしたとき,こんなWARNINGが大量に出てくることがある.

これは,AppArmorによってevinceが制限されているために起こるっぽい.

sudo aa-statusで確認すると,/usr/bin/evinceがenforceモードになっているので,これをcomplainモードに変更する.その手順は以下.

sudo apt install -y apparmor-utils sudo aa-complain /usr/bin/evince

再度,sudo aa-statusで確認するとcomplainモードになっているはず.

AppArmorを使わないようにとのことだったので,以下のコマンドでAppArmorを削除した.(9/19更新)

sudo apt-get purge apparmor

emacs

Ubuntu16.04→Ubuntu18.04になったらできなくなったシリーズ(latexmk編).

texをコンパイルするC-c C-t jのタイプセットを個人的にlatexmkに変更して使っていたのだが,PATHが違うらしいエラーがでてコンパイルできなくなっていた.

emacsの環境変数を見ると,PATHがちゃんと通っているように見えるのだがなぜかうまくいかない.仕方ないので,見つかりませんといわれたところにリンクを貼ったらコンパイルできるようになった.(emacsにPATHを通してやるほうが絶対にいいと思う.)

% sudo ln -s /bin/bash /usr/local/bin/bash

Ubuntu16.04→Ubuntu18.04になったらできなくなったシリーズ(font編).

日本語のフォントがおかしくて、句読点が真ん中に表示されてしまうため気持ち悪かったのを修正。(今更感)(190523)

参考URL:https://qiita.com/Maizu/items/fee34328f559c7dc59d8

~/.emacs.d/init.elに以下を追加。(フォントはPDFに埋め込んだIPAに統一しておいた。)

(set-fontset-font t 'japanese-jisx0208 "IPAGothic")

inkscape

Ubuntu16.04→Ubuntu18.04になったらできなくなったシリーズ(Tex Text編).

参考URL:http://ja.akionux.net/wiki/index.php/Inkscape%E3%81%A7LaTeX%E3%82%92%E5%9F%8B%E3%82%81%E8%BE%BC%E3%82%80_(textext)

Ubuntu16.04の頃に上記URLを参考にしてできていたが,Ubuntu18.04になってからやってみたらLaTeXオブジェクトを再編集できなくなって以下のようなエラーメッセージが出た.

Gtk-Message: 19:24:33.490: Failed to load module "canberra-gtk-module"

どうやら何か足りないようなので毎度のことながら以下のように入れ直したらできた.

% sudo apt install libcanberra-gtk-module libcanberra-gtk3-module

ただ,以前作ってあったLaTeXオブジェクトを再編集するとエラーが出ないけど意図しない表示になってしまうバグが残っている.この辺はよくわからないので昔のものを使うときは都度作り直すしかなさそう.メンドクセー(Ubuntu16.04の頃にやってなかった人なら問題なくできるはず.)

tex

Ubuntu16.04→Ubuntu18.04になったらできなくなったシリーズ(日本語フォント埋め込み編).

Ubuntu16.04の頃から,一部のマシンでPDFにしたときに全角の()が少しズレて表示されてしまうことがあった.それの直し方がいまいちわからなかったので放置していたが,LaTeXで生成されるpdfファイルに日本語フォントを埋め込むことで解決できた.

現環境ではipaが使えるようなので,以下のコマンドでipaを埋め込むように設定した.

% sudo kanji-config-updmap-sys ipa

詳しくは平山::Ubuntu Linux 14.04 64ビット版を参照のこと.

コンパイル(make)

Ubuntu16.04→Ubuntu18.04になったらできなくなったシリーズ(make編).

makeコマンドがないらしく,使えなかった.

以下のコマンドがTerminalで出てきたので,それに従っていれたらできた.

sudo apt install make

latexmk

B4の頃から使ってたが、今更ながら布教用にメモを残しておきます。

説明:一度コンパイルすると、後は更新されたら勝手にコンパイルしてくれるコマンド。すごく楽。

参考URL:https://texwiki.texjp.org/?Latexmk

~/.emacs.d/init.elのYaTexの部分を以下のように編集。自分はtex-command(C-c C-t jで実行される)に設定したが、ここは好きな別のタイプセットでも良い。

;;; ================= YaTeX =================
(setq auto-mode-alist
      (cons (cons "\\.tex$" 'yatex-mode) auto-mode-alist))
(autoload 'yatex-mode "yatex" "Yet Another LaTeX mode" t)

(setq tex-command "latexmk -gg -pdfdvi -pvc") ; typeset command
(setq dvi2-command "evince")
(setq tex-pdfview-command "evince")
(setq bibtex-command "pbibtex")

~/.latexmkrcはとりあえずこれだけあれば動く。なんかやりたいことあったら追加しても良い。

$latex = 'platex %O %S -halt-on-error';
$bibtex = 'pbibtex %O %B';
$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S';
$makeindex = 'mendex %O -o %D %S';
$max_repeat = 5;
$pdf_mode = 3;
$pdf_previewer = 'evince';

これを使うと、おそらく前述のevinceのwarningが出ると思うので、気になる人はそちらもやると良いです。(たまに再発する?? よくわからないけど、コンパイルはできるのでとりあえず放置してたら、次の日はwarningでなかった?????)

Last modified:2019/10/11 10:21:20
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